全日本剣道連盟/大阪府剣道連盟居合道部 無双直伝英信流 春風会
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ご案内

2024/12/01(日)NEW!

先日の朝刊で、“武道はスポーツですか”というテーマの記事を読みました。
女性剣道家(七段)の意見を一部抜粋してみました。

『剣道にはスポーツと武道の両面があると感じます。心技体を鍛え、努力をし、勝てば達成感がある。スポーツと同じです。五輪で、勝利を納めて喜びを爆発させる選手たちを目にします。その気持ちはわかりますが、負けた相手の心情も考え、感情を抑えるのが武道だと思います。
私は優勝してもガッツポーズはしたいと思いませんでした。
剣道では、ガッツポーズをしたら一本が取り消されますが、それ以上に勝っても「めざす剣道にまだ到達していない」と再確認するからです。
一本にするには、技だけでなく、充実した気勢や残心が必要とされます。
心を残すことです。次の備えをして、気をつなぐ。それがガッツポーズ禁止にも繋がります。わかりにくい規定と言われるのも理解できますが、竹刀が打突部位に当たればよしというルールにしたなら、それは剣道ではなくなってしまいます。
海外で剣道を指導すると、外国人の人ほどこの武道の精神性を重視していると感じます。』

女性初の八段を目指している剣道家です。
居合道の試合でもガッツポーズをして、勝ちを取り消された事例があると聞いたことが思い出されます。
居合道では、試合が終わった後、正面に向かい合って着座し、刀を右に置き、互いに礼をします。礼に始まり礼に終わる、武道の魅力的な所作です。
日常生活で、常に相手の心情を考えることありますか?
残心という精神性に接することがありますか?
礼を重んじる所作を心がけていますか?
武道を通じて、自分を変えることに挑戦してみましょう。

居合道をする目的は、人それぞれ自由。
初めて武道に挑戦したい方、経験者でしばらく休まれていた方、居合道の段位を取りたい方、所作を習得したい方、健康のため体を鍛えたい方、刀を振りたい方、侍になりきりたい方、時代劇の大好きな方、刀剣女子の方、るろうに剣心、鬼滅の刃に魅せられている方、どんな理由でも暖かく皆様をお迎えします。
見学、体験にお越しください、連絡をお待ちしております。
2024/11/01(金)NEW!
松山英樹や大谷翔平のスィングは、高速スイングスピードに加えて、上半身を開かず、遅れて遅れて、ためてためて、一気にインパクトゾーンにヘッドを送ることで、とんでもない飛距離の弾道が生まれます。いわゆる、ヘッドが走っているという状態です。
この『流れるような動きの中で、緩急をつける』、動き方は、序破急(じょはきゅう)という概念です。
序破急とは、日本の雅楽と舞楽から出た概念ですが、剣術、抜刀術、居合道での言葉にも使われています。
「序」が無拍子かつ低速度で展開され、「破」から拍子が加わり、「急」で加速が入り三部構成を成す楽式が、抜刀時の動き方と共通なのです。
居合道での序破急は、例えば横一文字の抜き付けの緩急についての技の指導で用いられます。(敵意を隠し緩やかに刀を抜き始め、鞘離れの瞬間に一気に抜き付ける技です。)
ゴルフや野球も真剣勝負という表現で競い合っていますが、居合の場合はまさに“真剣という刀での”勝負です。ヘッドではなくて剣先が走るということになりますので、相手の剣先より早いか遅いかで生死が決まります。
居合道を習得する中で、序破急の動きを習得してみませんか?
道場には、刀を振るたびに「ヒューッツ!」という心地よい音が響き渡っています。
2024/10/01(火)

MLBレギュラーシーズン最終戦が終わり、ドジャース大谷選手の活躍が驚異的でした。

「宮本武蔵は二刀流」というのは昔話、昭和世代でも「二刀流といえば大谷翔平」と答えるのが今の時代です。
大刀を右手、小刀を左手に持つ二刀流剣術を確立した宮本武蔵。
今年はバッターに専任したことで、“大谷翔平の一刀流”と言われていますが、50−50は、バッターとしての二刀流(パワーとスピード)であり、来年はピッチングも加えると三刀流になってしまうとも言えます。
ダルビッシュ選手が『皆さん、大谷選手もホームランの飛距離がすごいとか、ピッチャーもやるなんてすごい能力だと言いますが、“裏”を知らない。トレーニングや食生活等の裏の努力を見て驚きます。たとえその裏を知っても、誰もそれを同じようにはしないし、できない。大谷の裏の努力は凄まじい』と言っています。
宮本武蔵、大谷翔平、井上尚弥、藤井聡太、時代や分野を超えての超一流人物は、体・心・技を鍛える弛まぬ努力、自己実現への強い探究心、人格・品格に優れた人間力を持っています。
“サムライ”という表現が昨今安っぽく使われますが、超一流人の言動は、“真の侍”であり、武士道を学ぶ良いお手本にしたいものです。
居合道を経験することで、少しその侍世界観に浸りませんか?

(NEWS1)
9月28日(土)に開催された居合道香川大会の結果です。
三段の部:優勝、敢闘賞
(NEWS2)
9月29日(日)に開催された居合道団体対抗戦の結果です。
団体戦:優勝
個人演武/優秀演武賞:五段の部二名、四段の部一名、三段の部一名
FBリンク:https://www.facebook.com/profile.php?id=100079534447398
(NEWS3)
現在上映中の『侍タイムスリッパー』は、時代劇復活エール、斬られ役、真剣殺陣、侍の魂等々の多くのメッセージが発信されていますので【おすすめ情報】に掲載しています。
2024/09/01(日)

2023年末に上映された北野武監督の「首」が、ネットでも公開されました。
戦場での斬り合い、斬首、切腹シーンは生々しく、表現レベルはかなり高い作品です。
反面、有能な武将達の立ち振る舞い、会話のやり取りは、軽薄で軽く、まるでコント。
現実に近かっただろうと思える残忍なシーンとのそのアンバランスがしだいに笑いを誘います。
大河ドラマ等で描いてきた立派な武士や戦国時代を、『狂った世界』だと一喝し、嘲笑い、その象徴に『首』を用いたメッセージ、意外にも面白いです。
さて、戦国時代の武器は鉄砲、弓矢、槍、刀ですが、刀で斬り合う間合い(相手との距離)はかなり接近戦で怖いと感じることが、居合道の稽古での試し切りなどで実感できます。
そんな実感を持って時代劇を観ると、一般の方々には理解できない、気がつかない数々のシーンが目に止まります。
厳しかった武士道の世界を実感することのできる居合道を始めてみませんか。

(NEWS)
8月25日の居合道夏季審査会にて、下記会員が昇段することができました。
初段:6名、三段:2名、四段:1名、五段:1名
(NEWS)
春風会のイメージキャラクターは、可愛いらしい春姫と風千代です、トップページにも数々登場しています。アニメ調のスタイリッシュなイメージになってもらいました。

2024/08/01(木)

パリオリンピックが開幕し、早くも各国選手の活躍ニュースが入り始めています。
さて、NHKで毎週水曜日「明鏡止水」という番組が放送されていました(7月末で終了)。
【武の五輪】というサブタイトルは、オリンピックの五輪と宮本武蔵の五輪書を意図していたのだと思います。
毎週のテーマから、スポーツや武道に共通する理論を紹介する内容なのですが、オリンピックの各種競技の見方も随分変わってきます。
柔道、空手道はもちろん武道そのものですが、アーチェリー、ボクシング、レスリング、フェンシング、ボルダリング、やり投げ、馬術なども武道の理論に共通する技術が取り込まれているということを紹介しています。
無駄な力を入れない、軸をぶらさない、自然体の動き、呼吸法、重心の置き方等々は、まさに居合道の稽古で習得するべき課題にもなっています。
オリンピックは、一流アスリートの技を見極める絶好の機会です。

阿部詩選手が2回戦で敗れてしまいましたが、相手のウズベキスタン選手は、勝っても喜ぶ様子を見せず、粛々としていました。相手を尊敬するその所作は、武道にある精神をしっかりと身につけていました。
金メダルを取った、逃した、いくつ取ったなどのメディアのニュースに翻弄されることなく、技だけでなく、世界のアスリート達の所作にも目をむけてみませんか。

2024/07/01(月)
今月はマメ知識を紹介します、守破離(しゅはり)という思想をご存知ですか?
茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係のあり方の一つで、それらの修業における過程を示したもので「守」「破」「離」の3段階で表しています。
修業に際して、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから修業が始まり、その型を身につけた者は、自分に合ったより良いと思われる型を模索し試すことで既存の型を「破る」ことができるようになり、さらに鍛錬・修業を重ね、既存の型から「離れ」て自在となることができ、新たな領域に踏み込んでいくという意味です。(Wikipedia参照)
初心者はまず「守」からスタートしますが、簡単に言うと、指導していただく先生を真似していくことです。初めて居合道を始めてみたい方、『真似したらいいんだ!』と気楽に受け止めてください。ちなみに、『型破り(かたやぶり)』という言葉は、はちゃめちゃなことではなく、型をしっかり習得した上で、そこを超えていくという意味です。居合道は沢山の型を覚えます。
2024/06/01(土)
爽やかな五月晴れの季節から、ジメジメ梅雨の季節に入っていく6月になりました。
6月になると、8月の昇段審査会まで残す2ケ月となるので、受験者の集中力は益々高まります。昇段を目標とすることで、驚くばかりの成長!
「目標設定」の大切さを改めて痛感します。
久々の純時代劇作品『碁盤斬り』が、5月中旬から上映しています。
囲碁を絡めた展開が新鮮で、頑なな侍を演じた草𦿶剛が熱演している、中々の秀作です。
「許せないこと、許すこと」「責任の取り方」等、沢山の武士道メッセージが込められています。
一瞬ですが、居合道の技が殺陣のシーンで出てきます!
2024/05/01(水)
あっという間に散ってしまった、潔い武士道のような満開の桜!
夏に向かっての5月に入ってしまいました。
5月2・3・4日の3日間、京都の武徳殿と武道会館で京都大会(武道祭)が開催されました。
居合道は2日に武徳殿で、全国の高段者(六段錬士〜八段範士)の先生方700名ほどが演武をされました。
2日は朝から各流派の剣術や槍術の演武が有り、その後薙刀や杖道の後に居合道の演武が始まるという、見応えある武道の数々です。
4年ぶりに観客も入れての開催となり、見るだけでも楽しい全国の武道のお店も出店されました。
(ちなみに、武徳殿は、映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」で冒頭に出てくる道場となった撮影場所です)
興味ある方は、来年5月に見学してみてください。

春風会とは

  • 歴代会長
  • ごあいさつ
  • 教士の先生
  • キャラクター
  • 定例稽古

春風会は昭和44年に設立された、会員数も多い大阪府剣道連盟所属の居合道の会です。
設立された初代会長は、元全日本剣道連盟居合道委員長・範士九段 福田一男 先生です。

会員数は、2023年12月末時点で、39名(男性:31名・女性:8名)です。

春風会メンバー写真 2023年12月末撮影

歴代会長

歴代会長

初代会長
福田 一男 先生
二代目会長
畑 喜与一 先生
三代目会長
谷田 憲一 先生
四代目会長
小柳 卓美 先生
五代目会長
佐々井賢三 先生
六代目会長
宮本 實  先生(現会長)

ごあいさつ

ごあいさつ

春風会会長の宮本です
伝統と誇りと明るく活気あふれる「居合」への三つの思い
  • 一つ 上手になること
  • 二つ 楽しいこと
  • 三つ 日常に活かすこと
「皆んな稽古が楽しくて上手くなる」夢ではありません
会員の方もこれから始めようと思う方も
春姫&風千代と楽しく稽古に励みましょう

定例稽古

定例稽古

【クボタ道場】 →詳細
毎週 月曜日 18:00 ~ 20:00
【修道館道場】 →詳細
毎週 火・木曜日 19:45 ~ 20:30
【阿倍野道場(自主稽古場)】 →詳細
毎週 土曜日 18:00 ~ 21:00
(金曜日・日曜日不定期で実施)

春風会キャラクター

春風会キャラクター

春姫(はるひめ) 風千代(かぜちよ)

主なイベント予定

主なイベント予定

1月25日
第3回特錬会
東淀川体育館
1月11日
新年合同稽古会
修道館
全日本剣道連盟バナー
公益社団法人大阪府剣道連盟居合道バナー

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